初心に戻ってみた、その1
- Takashi Kuwahara
- 10月7日
- 読了時間: 3分

今月からnoteの方でもブログを更新していくことになりましたので、初めての人も今まで読んでくださった方もよろしくお願いいたします。なるべく、短い期間で更新するように努めますので・・・。
ー自転車という乗り物について考えてみるー
さて、先日海外出張で台湾に行って業界関係者と最近の自分のやってる「自転車旅行」の話になり、自分なりにちょっと気付いたことがあるのでそれを踏まえて文章にしておこうと思う。
そもそも、私達が普段乗ってる自転車だが、実に様々な種類がある。軽快車(ママチャリ)、クロスバイク、ロードバイク、マウンテンバイク、BMX、ミニベロ、カーゴバイク、タンデムなど一言で「自転車」と一括りにして良いのか分からないほどに。更に最近は電動アシスト車や、漕がずとも走る電動アシスト車(中には違法な車両も)があり、正に
「混沌」
という言葉がもっとも合ってるのではないだろうか?まあ、我々が分かりやすく区別するために使ってる「スポーツ自転車」というものに限定して話をしたいと思う。
「軽快車しか乗ったことがない」という人もいるかもしれないが、一般的に「スポーツ自転車」と聞いた時にクロスバイクやロードバイクをイメージするのではないだろうか?道路を颯爽と駆け抜け、遠くの街まであっという間に到着!みたいな。これは間違ってはいないが、正解でもない。確かに軽快車よりは「速く」「短い時間」で「遠く」まで行くことは可能だ。しかし、どんなに自転車が高性能でも、回転が軽い高級パーツが付いていたとしても、エンジンは人間なのだ。フェラーリーの車体に軽トラのエンジンを乗せても速く走れないのと同じで、「スポーツ自転車」というものを本当に楽しみたいのであれば、それ相応の「体力」と「脚力」が必要になってくる。
「若さ」は偉大だ。無限の体力があるように思える。そして回復も早い。年齢を重ねて、すっかりおっさんになった自分としては「体力」も「脚力」も衰えており、肝心のエンジンは軽トラ以下である。しかしながら、自転車に乗って遠くへ行きたい。例えエンジンがダメになっても、それを補うものがあればそれは可能になる。それが
「輪行」
なんじゃないかと思う。「輪行」という言葉に馴染みがない方のために分かりやすく説明すると、
自転車を折りたたんだり、分解をして専用の袋に入れて電車やバス、飛行機などの公共交通機関に乗せて移動することを「輪行」という。
「輪行」のメリットとしては、自転車という乗り物での移動範囲が飛躍的に広くなる。また、急なトラブルや天候の急変時でも帰宅することができる。注意点としては、輪行袋に入れた自転車はそれなりに大きな荷物になるので、周りの人たちに迷惑にならないように配慮する必要がある。また、輪行袋に完全に車体が隠れている必要がある。
年齢や体力、脚力とは関係なく、一度「輪行」というものを試して欲しい。「輪行」のやり方は動画サイトや紹介サイトを見れば分かると思うが、結局他人の自転車と自分の自転車では微妙に異なるので、実際に「輪行」して旅行に行く前に自宅などで試すことをオススメする。かくいう自分も「輪行」は数百回以上してるが、自転車ごとに固定方法が異なるので、最適解がまだ分からない。人生はいつまでも勉強が必要なのである。




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